月次アーカイブ: 8月 2015

通常女性の生理は正常な場合25日から38日周期でおこります。それより長くても短くても生理不順の状態といえます。生理不順が悪化すると、月経そのものが止まる「無月経」になることがあります。
仕事や学校が忙しく病院に行く暇がない、婦人科受診に抵抗があるという理由で無月経を治療せずに放置するのは危険です。無月経をはじめ生理不順には健康上の大きなリスクがあります。
まず思い浮かぶのは妊娠を望んでいても機会をえられないことですが、それだけではありません。エストロゲンという女性ホルモンの値が低い状態が続くと骨密度が低下し、骨折しやすくなります。閉経後と同じように血中脂質が増加し、生活習慣病にかかりやすくなります。またホルモンのバランスが崩れ、抑うつ状態になる可能性もでてきます。
また子宮内の血液が入れ替わりなしで長くとどまることが原因で、子宮体がんにかかるリスクも上昇してしまいます。卵巣や甲状腺の病気にかかった場合も、無月経の症状があらわれることがあります。これらの病気を放置すると不妊症の原因になりえます。
生理不順の症状がでたら病院に行き、すみやかに生理不順改善の治療を受けるようにします。
生理不順や無月経の原因はさまざまですが、病院での治療と並行し日常いくつかの点に注意して生活することによって、生理不順改善が早めることが出来ます。無理なダイエットを行わない、体を温めるような食生活を心がける、禁煙するなども生理不順改善の有効な方法です。また日頃から基礎体温表をつけておくのも非常に良い習慣です。生理周期の把握に役立ちますし、周期が乱れた場合は基礎体温表を病院に持参することによって、原因の把握が迅速になり、的確な治療が受けやすくなります。